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| 桃色商店個人運営の2次創作ファンサイトです公式とは一切関係ありません。 [PR]× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 アルシェリ小話-5アルシェリ小話その5です。
久々に文章打ったので短めですみません…。 後ほど挿し絵追加します~。 あと今更なのですが小説3巻読みました。 私の目が腐って末期なのか… アルシェリでした…よね…? (え?あれ?また私外しました…?笑) あとミハアル表紙のムック買いました。 本屋であの表紙をレジに持っていくの頑張りました。 この歳になってまでムックを買うなんて思いませんでしたYO(笑) でも、その甲斐あってアルシェリお守りネタとか色々ムフフでした~! 個人的には兄さんがいっぱいだったのが美味しすぎましたvv 少年は夢中だった 夢中になって彼女の姿を捜した 彼女だけに伝えたい言葉があった だから彼女に一刻も早く会いたくて 一番伝えたい事を言いたくて… 「……アルト?」 ふと、呼ばれた気がしてシェリルは徐に後ろを振り返った 振り返るとそこには誰も居ない… ただ冷たい空気と機械音だけが響いていた そんな規則正しく鳴り響く機械音を聞きながら シェリルは自分の愚かしさに溜息をついた 「……未練がましくなったものだわ…あたしも」 彼が来るはずないのなんて前から分かってたことなのに… まだ心の何処かで期待している自分がいる 「ホント嫌になるわね…」 何回も、何十回も自分に言い聞かせていたはずだ ”彼が自分を捜しに来るはずない”と 彼は優しい人なのだ 目の前で傷ついた人がいるなら無条件に助ける 自分に優しくしてくれたのだって…例外じゃない そんなの最初から分かってたはずじゃない… 「ホントいつの間にこんな…」 ”こんな普通の女の子みたいに恋で悩んでいるの?” 「ダメ…ダメね…銀河の妖精がこんな事で悩んでいては」 そう自分は”銀河の妖精シェリル・ノーム”なのだから こんな所で躓いてはいけない 「普通の女の子のシェリルはもう居ないのだから…」 そう、あれは束の間の夢… 妖精が気まぐれにみた一時の幻… 私に温かい場所など似合いはしないのだから… 「こんな時、昔ならグレイスが居てくれたのに…」 一番、一番信頼していた…ううん…愛していたあの人 自分の中で家族と呼べるような人は居なかったし グレイスの事だって家族とは思わなかった… けれど…彼女は私の中で大切な人に違いなかった もう今は居ない…自分を捨てたあの人 けれど結局私はあなたを最後まで 嫌いになんてなれなかったわ… あなたには今の私はどう映るかしら… やっぱり滑稽だと笑うのかしら… ねぇ?グレイス…― ―pi・pi・pi…! 無機質な部屋とアラームの無機質音 セットされたアラームで意識が現実へと引き戻された 「やだ!もうこんな時間!?」 表示された時刻を見るとクランに提示された 時間まで1時間を切っていた 約束の時間まで、あと少し 手早く準備をしてクランの所へ行かなければ… そう思ってシェリルは荷造りへと意識を集中させようとした その時… 「シェリル!」 また幻聴が聞こえたと思った 「おいっ!シェリル!!」 だって、その人はここに居てはいけない人だから… 「…!!」 次の瞬間思い切り肩を掴まれて 抱きしめられるまでは… 何で彼が居るのだろう… 何で自分の名前を呼んでいるのだろう 頭の中が真っ白になり状況がよく分からない 「……ア…ルト…?」 「お前いったいどういうつもりなんだ!」 もう物語は終幕したのだから 同情なんて、いらない 偽りの優しさなんていらない だから、こんな所に来なくていい 「…」 「何でここを出ていくなんて言うんだっ!!」 ああ、まただ また彼は残酷な優しさを自分にくれるんだ… 「アルト……」 ズキン…ズキン… 胸の一部が軋むように痛くなってくるのがわかった… (NEXTアルト&シェリルSIDE) PR COMMENTSCOMMENT FORM TRACKBACKSTRACKBACK URL |
プロフィール
HN:
めも子
HP:
性別:
非公開
自己紹介:
うっかりロックオン×ティエリアに
ハマってしまい、最遊記外伝では 万年KT萌えな日々でございます。 そしてマクロスFでは アルト×シェリルに首っ丈です。 サークル活動なぞも、 こっそりしております。 「桃色商店」でまったり 関東中心に出没してます。 リンクは同人サイト様に限り リンクフリーです。 バナーもコソリと作ってみました。 サイト名:桃色商店 管 理 人:めも子 お世話になってます。
大好きサイト様。
敬称略、順不同 そして小心者なので 無断でペタペタ すみません。 カウンター
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